【妊婦健診】頻度や流れ、服装、スケジュールは?妊婦健診のアレコレを徹底解説!

これから、いざ妊婦健診!というものの、頻度や服装、妊婦健診の内容や費用など、
わからないことだらけ!という方も多いと思います。

どのくらいの頻度で行くものなの?どんな服装で行けばいいの?
妊婦健診ではどんなことをするの?
不安は尽きませんよね。

この記事では、妊婦健診の頻度や流れ、妊娠期間通してのスケジュールや服装など、
事前に知っておきたい内容をまとめました。

妊婦健診1回の流れは、産院によって異なると思いますので、私の実体験を書いています。
参考になれば幸いです。

妊婦検診 イメージ

妊婦健診の頻度とスケジュール

妊婦検診の頻度は、以下のように妊娠期間によって異なります。
また、妊娠週数に応じて定期健診に色々な検査を行います。

週数妊婦健診の頻度妊婦健診の内容
妊娠成立期
(2~7週)
2週間に1回
※1回の健診で妊娠の成立が
確認できない場合、1~2週間後に
再度妊娠反応検査、超音波検査を
行います。
<初診時>
身長・体重・血圧測定
尿検査
問診・内診
妊娠反応検査
経腟超音波検査
<必要に応じて>
子宮がん健診
妊娠初期~中期
(8週~23週)
4週間に1回体重・血圧測定
尿検査
問診・内診
経腟超音波検査(11週頃まで)
エコー検査(12週以降)
胎児の心拍確認

<時期に応じて>
血液検査(貧血・血糖・B型肝炎・C型肝炎・
HIV抗体・梅毒・風疹など)
浮腫(むくみ)検査

<必要に応じて>
クラミジア検査
妊娠後期
(24週~35週)
2週間に1回体重・血圧測定
尿検査
問診・内診
腹囲・子宮底長測定
エコー検査
胎児の心拍確認

<時期に応じて>
血液検査(貧血・HTLV-Iなど)
B群溶血性レンザ球菌検査
正期産
(36~40週)
毎週体重・血圧測定
尿検査
問診・内診
腹囲・子宮底長測定
エコー検査
胎児の心拍確認
NST(ノンストレステスト)→1回40分くらいかかる

妊娠初期など、1か月に1回の頻度なので、「本当に大丈夫!?」と心配になってしまいそうです。
出血があった、腹痛があった、など心配なことがあったら、産院に連絡し、診察が必要かを確認しましょう。

私は、気になることは付箋にメモ書きし、母子手帳に貼っておいて、妊婦健診の時に先生にまとめて確認していました。
とはいうものの、妊娠初期はつわりで体調不良になることがあるので、あまり細かくなりすぎず、
なるべくリラックスして過ごしたほうがいいですよ。

産院によっては、色々な検査のスケジュール一覧が渡されることもあります。(何週目に何の検査、という感じ)
妊婦健診の前にチェックして、次回どんな検査があるか把握しておくと、
健診にかかるおおよその時間も把握できるのでおすすめです。

妊婦健診の内容と流れ

産院によって異なりますが、おおよその流れは以下の通りです。
診察前に尿検査、体重・血圧を測定し、診察室内で子宮底長や腹囲の計測、エコー検査などを行います。

妊婦健診の流れ

妊婦健診の費用

産院で妊娠反応検査を行う場合、健康保険は適用されませんので高額になりがちです。
産院のホームページに費用の目安が記載されている場合がありますので、調べてから行きましょう。

私の経験談になりますが、初回の健診は1回8,000円~1万円でした。(高っ…)
母子手帳が発行されてからは、自治体の補助券を利用して1回3,500円でした。
(血液検査があると採血費用が、薬が処方されると処方せんの医療費、薬代が別にかかります

自治体の助成や補助によっても異なります

母子手帳が発行されると、自治体の妊婦健診の補助が出ます。補助額は自治体によって異なりますので、事前にホームページで調べておきましょう。
また、里帰り出産をするときは、自治体の補助が適用されないため、全額自己負担になります。
自治体によっては、里帰り出産時の妊婦健診費用を後から申請し、助成してもらえる場合があります。
こちらも自治体のホームページに載っていたり、母子手帳を発行されたときに案内が同封されているますので、よく確認しましょう!

妊婦健診の服装、持ち物

妊婦健診の服装(妊娠初期)

妊娠初期は内診台に乗る経膣超音波検査(経膣プローブという棒状の器具を入れる)があります。
個人的には、脱ぎ着するものが最小限になるので、ワンピースがおすすめです。
内診台ではスカート部分をかなりまくり上げる必要がありますが、短時間で着替えが可能です。

パンツスタイルでも問題はありません。
内診台の先生の前のカーテンを閉めたり、ひざ掛け用のバスタオルを用意してくれる産院もあります。

(が、私が通っていた産院は先生の前のカーテンを閉めてくれず、だいたい全開でした…)

妊婦健診の服装(妊娠中期以降)

子宮底長や腹囲の計測やエコー検査で、診察台に横になります。
そのため、お腹が出しやすいように上下セパレートにしたほうが楽です。

診察内容によっては内診台に移る場合もあります。
そう考えると、スカートのほうが便利かもしれません。
(私はパンツ派なので、内診台では下をすべて脱いでバスタオルをかけていました)

妊婦健診の持ち物

妊婦健診に必要な持ち物は、

  • 診察券、予約票
  • 母子健康手帳
  • 妊婦健診の補助券(自治体から配られるもの)
  • 各産院で指定されたもの(私は尿検査の紙コップに貼るシールが配布されていました)
  • 妊婦健診の費用(産院のホームページなどで確認しましょう)
  • お薬手帳

お薬手帳は、母子手帳に挟んでいました。薬が処方されたとき(私は鉄剤をよく処方されました…)や、産婦人科以外で病院に掛かったときに処方されたく薬を産科の先生に共有しやすくなります。

母子手帳ケースは必要?

私は母子手帳ケースは使いませんでした。
A5サイズのクリアケースに母子手帳、補助券、産科から渡された資料、お薬手帳を入れていました。
持ち物を少なくしたいタイプなので、クリアケースで十分でした。

でも、母子手帳ケースって憧れますよね!
デザインも豊富でかわいいし、母子手帳やエコー写真、ボールペン、お金などもまとめておけます。
すぐに購入する必要はないので、妊婦健診に少し通ってみて、使い勝手やデザインで選ばれるとよいと思います!


妊婦健診当日の注意点

いよいよ、妊婦健診の日。時間に余裕をもって行動することが大切です。
(私はバスの時間に間に合わないという理由で、お腹が大きくなっても小走りしたり、早歩きすることがよくありました…)

ほかにも、私が経験した妊婦健診の日の注意点をまとめてみました。

【実体験】トイレのタイミングは重要!

妊婦健診の日の朝。その日は朝イチからで、夫の出発を見送った後、すぐに私も出発する時間でした。
出発前にトイレへ駆け込み、一安心…と思いきや、

( ゚д゚ )ハッ!!!
この後尿検査あるじゃん!!!
(ちなみに、この時健診開始時刻の1時間前)

あと1時間……?
今から水を飲んで、間に合うの……?

とりあえず、コップ一杯のお水を急いで飲んで、妊婦健診に向かいました。
検査は何とかなりました(;^_^A

滅多にない(もしかしたら私だけ!?)かもしれませんが、
出発前のトイレのタイミングにはご注意ください!!

【実体験】風邪、感染症になってしまったら

下の子を妊娠中は、いろいろと体調を崩しました…

  • インフルエンザ
  • 風邪を数回
  • 副鼻腔炎
  • 胃腸炎

風邪や感染症にかかった時は、事前に産院に連絡し、可能なら予約変更をして
体調を整えてから行ったほうがよいでしょう。

妊婦さんは免疫力が低下して、体調を崩しやすく、薬の服用にも気を遣います。

他の妊婦さんにも配慮して、万全の体調で妊婦健診に行くようにしましょう。

いかがでしたか?
最初の妊婦健診は期待と不安でいっぱいかもしれません。
この記事が、少しでもあなたの不安を和らげられれば幸いです。